4/28/2013

Today, we are all in the same team.

「大手スポーツシューズブランドのNike、Puma、New Balance、Adidasがタッグを組んで、爆弾テロの犠牲者を追悼し、犠牲者遺族に哀悼の意を示す広告を制作。

今回の広告では被害者への追悼の思いを表現すると同時に、“スポーツを愛する大勢の人々を悲劇のどん底に叩きこんだ「卑劣なテロ活動」には絶対に屈しない”・“スポーツを愛する人々を我々はこれからも協力して、強くバックアップしていく”という決意が込められているようです。

ライバル関係にあるブランド同士が、『最強最大の敵』(≒ スポーツ大会を舞台にしたテロ活動 ≒ “スポーツの危機”)の出現に、すぐさまタッグを組む姿勢を示した広告。」


AdGangより




4/27/2013

入荷のお知らせ

なかなかすべてのアイテム、サイズが揃わない【twoolies】(トゥーリーズ)ですが、今回は多くのアイテムが入荷してきました。

フラミンゴは初めての入荷!
 
 
人気のドンキーやプードルも各サイズが揃いました。

 
 
他、定番の人気アイテムが入荷しています。


 
 
 
 
 

グラディスカはtwoolies(トゥーリーズ)の正規輸入代理店です。
現在、南青山のグラディスカをはじめ渋谷ヒカリエ5F【ショップUQ】、阪急阪神百貨店うめだ本店、他全国の雑貨店、インテリアショップにて販売、大変ご好評いただいています。
 
販売をご希望の小売店様はお問い合わせください。
 
 
 
 
 
 


4/25/2013

新入荷

ニューヨークのオブジェ作家【William Finks】の新作オブジェが入荷しました。

ビンテージの陶器とガラストレイやシェードを組み合わせた個性的な作品は、ニューヨークのセレクトショップや高級デパートでも注目のアイテムです。




4/23/2013

パリ ロンドン

今回のヨーロッパ出張はパリ、ロンドンへ。

初めてエア・フランスのA380に搭乗しました。
 
 
もちろん2階を席予約しちゃいました。
隣席に人がいなかったお陰もあってパリまで映画を見ながらごろ寝状態...
快適で幸せな旅。



 
パリ着後、シャルルドゴールのA380の到着ターミナル(2E)がメインターミナルから離れているのと、入国審査までにかなりの距離歩いたのにはちょっと疲れました。
 
パリは、あまりの寒さにびっくり。
4月なのに、皆厚手のコートやダウンにマフラー、手袋といった装いです。
ある程度の予想はしていたのですが、これには参りました。


 
パリではいつものようにアンティークの家具等を物色。



 
夕方、パリの叔母の家を尋ねました。
ジャック・ボンセルジャン駅で降り、サンマルタン運河近くのアパルトマンへ。


この近辺、以前は何もない場所だったのが、この数年はカフェやレストランが増え、もともと映画関係の会社が多くありスノッブな人やアーチストなどが多い場所でしたが最近はますます賑わうようになりました。
半年前には何もなかった場所に新しいクレープ専門のビストロが出来ていたり、古びた雑貨屋だった場所がおしゃれなチーズ専門店になっていたりと。
叔母の自宅の窓から。向こうの交差点がサンマルタン運河。
 
右の建物の裏手のカフェには、ブラッド・ピットやジョニー・デップもプライベートでふらりと立ち寄るらしいです。
まだ観光客の少ないこの地域は彼らもゆったり過ごすことが出来るのかもしれません。

そのカフェで良く仕事の打合せをするらしい叔母は何度かブラッド・ピットに出くわしたと言っていました。

翌日はパリマラソンに。

 

そしてその翌日はロンドンへ。
今まで、ロンドンからパリへユーロスターで日帰りは何度もしたことがあったのですが、パリからはロンドンへの日帰りは初めて。

朝6時半にホテルを出て地下鉄でユーロスターの出るパリ北駅へ。
朝の北駅。ヨーロッパ各地へ向かう人、夜行で朝着いたばかりの人など、で賑わっています。

 
ロンドンに向かうユーロスターは、乗る前にフランスの出国とイギリスの入国を済ませなければなりません。
フランスの出入国にはとくにカードを記載したりはありませんが、イギリスの入国は滞在先等の記載が必要です。
日帰りであってもイギリス国内の連絡先を記入しなければならないので、ロンドンの友人宅の住所と電話番号を勝手に入れます。

それを済ますと、飛行場の様に免税店が並んでいる待合ターミナルへ進みます。
朝早くてホテルで朝食を取れなかったので、ターミナル内のPAULでサンドイッチとカプチーノを買って朝食。

 
そうこうしているうちにすぐに乗車時刻になります。
ターミナルから見たユーロスター。
何年か前にはスマートなデザインに見えたユーロスターも何年も経って少しくたびれた感じがあります。
そろそろ新型の車両に替わるのでしょうか?

 
乗って少しうとうとしたかと思うとあっという間にロンドンです(3時間)。
ロンドンのセント・パンクラス駅は何度来ても美しい駅です。



 
そのまま地下鉄で市内のアンティークなどを扱うディーラーさんのところへ。
ロンドンの街はいつまでたっても変わりません。


 
国としては財政の事等言われてはいますが、行きかう人々の表情もとても明るく街中の景気はまだまだ良いように感じます。
数時間で仕事を済ませ、ロンドンに住む友人とレストランで昼食。
生まれたばかりのちびっこ(女の子)もいっしょに。ミルクをあげるパパ。
 
あっという間に時間は過ぎて、セントパンクラス駅に戻り、ユーロスターに乗りパリへ戻ります。
夜遅くに着いた北駅は朝とは違い人はまばらです。
 
翌朝のパリは、今回はじめての雨。
午後の飛行機に乗るので、少しの時間でしたが近所を散歩。


 
雨が強くなり、カフェに避難。
 
そして急いで空港に向かい帰路へ。
このターミナル、パリのいつものターミナルが好きなだけにちょっと不満。


 
こちらがいつものターミナル(2年前の写真)。美しい。
 
今回もいつも通りとてもあわただしい出張となりました。
とはいえ無事に終了です。
 


4/21/2013

ヴィンテージ

パリに行ったときに仕入れてきたクリスタル製のショットグラスやリキュールグラス。

 
 

【グラディスカのオンラインストアのご案内】

Gradisca online store

クレジットや代金引換もご利用いただけるようになりました。

よろしくお願いいたします。

 
 
 グラディスカのフェイスブックページはこちら 

4/20/2013

パリマラソン( marathon de Paris 2013 )

今月7日にパリで開催されたパリマラソン2013に参加をしました。

この大会の魅力はなんと言っても美しいパリの街を縦断するように走る事。
スタートはシャンゼリゼ通り、後半はセーヌ川沿いをエッフェル塔を眺めながら走り、ブローニュの森を抜けてゴールするコースです。


 
記録や人数での大きな制限もなく、パリでのフルマラソンということで興味のあるかも多いかと思います。
現地では日本人の参加者も多く見かけました。


自分にとっては初のフルマラソンチャレンジがこの大会となりました。
夏のニューヨークのセントラルパークRUNから半年間この大会を目指してトレーニングをしてきました。


旅行会社で海外マラソンのツアーが多く組まれていますのでそちらで参加する事も出来ますが、パリは仕事で何度も訪れ慣れていることもあり今回は申し込みから自分で行う事にしました。

まず、申し込みに当たってですがパリマラソンを運営するAOSというスポーツ団体のサイトに登録をし、運営される大会の中からパリマラソンを選んで申し込みが出来ます。
世界中から多くの参加者がある大会なので、英語(簡単な)で大丈夫です。


今年は抽選になる事もなく、参加者は4万7千人と世界最大規模の大会となりました。

申し込み後3段階に参加受入が分かれていて、順に参加費用が高くなっています。
今年は 最初の8,000人が65ユーロ、次の12,000人が80ユーロ、次の20,000人が95ユーロ、最後の6,000人は110ユーロでした。
11月初旬(2014年以降の情報はサイトで確認して下さい)、初日に申し込みをしました。
が、数週間後の回答は95ユーロ...

初日の10分程で20,000人を超えていた?ということだと思われます。

急ぐに越したことはないようですが、募集期日終了間近でも再募集の案内をしていましたので人数で切られたり、抽選ではないようです。
支払いはクレジットカードで行えます。

一度支払いを終えた後のキャンセル(返金)は原則ありませんが10ユーロ程度のオプションを付けると医師の診断書があれば怪我などの場合返金を受けられます。
日本からの参加の場合は返金保証オプションを付けた方が良いと思います。


また参加する際に気を付けなければいけないのが、医師による診断書が必要なことです。
これはフランスだけのもののようで、他国ではこうした事はないようです。
ゼッケンを受け取る際に提出しなければなりません。

ホームページ内にフォーマット(フランス語)があり、病院でそちらへの記入をお願いします。
といっても医師の名前を入れて、病院のスタンプを押してもらうだけなのですが、それでも日本国内では受け付けてくれない病院もあります。
事前に外国語の診断書を製作してくれる病院を調べておいたほうがいいです。
5000円くらいで記入をしてくれるようです。
私は海外で医師をしている友人にお願いをしました。


今回、パリに到着したのは4月5日の夕方。マラソンの開催日の2日前。

事前のゼッケン受け取りは3日前の4月4日から前日6日(午後8時まで)です。

到着の翌日(6日)の朝にゼッケンの受け取りに行きました。
その様子は、後述しますが先ずはホテルの件から。


多くの以前の参加者の方のブログなどで言われているように、パリマラソンはスタート箇所のトイレが少ない事が問題とされています。
そんなブログを多く目にしていたので慣れない場所ではありましたが今回はスタートであるシャンゼリゼ通りから徒歩5分、ゴールのアベニュー・フォシュからも5分という立地のホテルを選びました。
 
部屋数50ほどの小さなホテル。でも料金は高い。となりのホテルはもっと高い(笑
宿泊客のほとんどがパリマラソン参加者でした。

このロケーションならトイレを直前に済ましてスタート地点まで歩いて行けますし、荷物を預ける手間も省けます。
ゴール後も直ぐに部屋に戻ってシャワーを浴びられると思ったからです。

これも後述するのですが4時間を目標タイムで申し込みをしましたが、スタートは最初のランナーがスタートして約1時間後でした(予定では20分後とされていましたが)。
そのことを考えてもスタート時間ぎりぎりにトイレを済ませた後で行ける立地のホテルで良かったと思います。

ただこの近辺、16区という事もあってリーズナブルなホテルはありません。
それでも海外でのマラソンですから清潔で落ち着けて安眠できる環境でレースを迎えられる為には仕方のないことと予約をしました。


それでは前日のゼッケンの受け取りです。
ゼッケンはメトロの12番線のPorte de Versailles駅で開催されているRunning Expoの会場で3日前の4月4日から前日6日
(午後8時まで)で受け取りが出来ます。
Porte de Versailles駅はパリの中心シャトレ/レアルから15分程度で到着します。
進行方向後ろ側の出口を出て、会場は目の前です。
Porte de Versaillesは大きな展示会場がいくつも集まった場所で、その中の1会場がパリマラソンのRunning Expoになっています。


会場となる建物には大きな看板が出ているので迷う事はありません。

 
 
マラソン前日の土曜日は混雑すると主催者から事前にメールがあったので、朝早い時間に出かけましたが外には200メートル程の列が出来ていました。
それでも列はスムーズに進んで5分くらいで会場内に入ることが出来ました。


外の行列。この先どのくらいかかるのか...
 
最初にあるのがかなり広いカウンターで、そこで医師の診断書を提出します。
診断書と参加フォーム(事前にホームページからプリント出来ます)を見せると、簡単にチェックをして参加フォームに診断書受取済みのスタンプを押してくれます。
その間約10秒。
カウンターが広いのとたくさんの受付係がいて外の行列が嘘のように、全く待つ時間はありませんでした。
 
 
そこを抜けると、次にゼッケンをもらうカウンターへと進みます。
自己申告した目標タイム毎にカウンターが分かれているので、そこで先程スタンプを押してもらった参加フォームと身分証(パスポート)を出すと紙袋に入ったゼッケンを渡してもらえます。
表に書いてある名前を確認して終了。
ここも全く待つ事はなく所要時間は1,2分です。
 
こんなに空いていました。 
 

そこを抜けると両側にカウンターがあって、スタート時の寒さよけのビニールポンチョなどが入った簡易リュックをもらえます。
レース前に荷物を預ける人は量が少なければこの簡易リュックを使うといいと思います。

ゼッケンを止める為の安全ピンはゼッケンの入っている紙袋に4個入っています。

 

リュックを受け取った後は、Running Expoのショーブースが並ぶスペースになります。
メインスポンサーの1社であるアシックスのブースはかなり大きなスペースで、アシックスのランニング関連のアイテムが全て揃っていました。
何か日本からの忘れ物があっても、ここでどんなものでも購入ができます。
パリマラソンのオリジナルプリントの入った、ウェア類も数多く揃っていてほとんどの人が購入をしていました。


 私もコースのイラスト入りのランニングシャツを1枚買いましたが、どのデザインも捨てがたくここで一番時間を使ったと思います。
 
その後はたくさんのスポーツメーカー、ドリンクメーカーなどのブースが続きます。
ランニング用のグッズやドリンクの携帯用のホルダーなどは日本で手に入らないメーカーのものあり、気になるものがたくさんありました。

後半はヨーロッパ各都市のフルマラソンやランイベントのブースがたくさん出展をしていました。
美しいコースで知られるフィレンツェやベニス、ポルトガルの各都市などなど。
スイスのベルンマラソンは、ヨーロッパアルプスに囲まれた美しい湖畔の街ですが、その湖の周りを走るというのがコースだそうです。

いつか是非参加してみたいと思いました。
そして残念なことに東京マラソンをはじめとした、日本のレースはここには全くブースを出していませんでした。
東京オリンピック誘致の年でもありますし、ヨーロッパ中から人々が集まるスポーツの一大イベントですから出展があっても良かったかと思いましたが。


 
もう少し混雑をしていて時間が掛るかと思われたゼッケンの受け取りですが、会場に着いて出るまでは1時間に満たずに済みました。



そして、いよいよマラソンの当日です。
雲ひとつない快晴。


最後まで悩んだのは当日のスタイルです。
事前の天気予報ではスタート時の天気は晴れ、気温は2度(体感温度はマイナス2度)、そして午後も晴れのまま気温は8度(体感温度は5度)との事でした。


今年のパリは4月になってもとにかく寒く、前日も外出する時はコートにマフラー、手袋が必要なほどでした。
↓ 前日の夜、とにかく寒かったです。

 
大会の公式フェイスブックページでもどんなスタイルで走るかというのにたくさんのコメントが寄せられていて、多くの人が悩んでいる様子でした。

パリに到着する前は、半袖、半パンで走ろうと思っていたのですが、当日朝ホテルの窓を開けて息が真っ白になるあまりの寒さに下はロングスパッツと上はロングのウェア+手袋もすることにしました。

これは結果論なのですが、半袖、半パンで良かったかと思います。
気温以上に日差しが強く後半はかなり暑く感じました。途中で脱ぐという選択肢もありましたが、後半体力がない中そんな余裕さえありませんでした...
スタート時に捨てられる防寒着をはおって行き、直前に脱ぎ捨てるのが最も良かったと思います。
実際周りでもそうしている人は多くいました。


ホテルからスタート地点までは歩いて5分ほどの距離なのでなるべくギリギリまでホテルにいて、出掛けることに。
スタート地点のシャンゼリゼ通りまでのわずかな間も、スタート地点に向かうランナー達でいっぱいです。


そしてジョルジュサンクとシャンゼリゼ通りのルイ・ヴィトンのある角まで来た時、向かいの建物の壁面に向かって立つ10人ほどの男たち、そうです、これが言われていた光景。
皆シャンゼリゼ通りから10メートル程の場所で堂々と皆おしっこをしています。
さすがにルイ・ヴィトンの建物は警備が立ち、壁面に「ここでの糞尿はお断り!(フランス語・多分)」の大きな貼紙がありました。


ランナーだけでも約5万人がスタート地点に集まっているのに、各時間刻みのスペース約1万人につきトイレは両サイドに男子用のオープンなトイレが3つとドア付きのトイレが1つそれぞれあるだけでした。
当然、どちらも長蛇の列です。
おそらくトイレで並んでいる人の数より、近所の建物の壁や陰でしている人の数の方が10倍はいたと思います。
女性もその辺りにしゃがんでしている人がいると聞いていましたが、さすがにスタート地点では見かけませんでした。


やはり、トイレはなるべくここに来る前に済ませておいた方が良いです。
スタート地点は、応援に来ている人々も何万人もいますし、路上では周りから丸見えですから。


スタート地点はのシャンゼリゼ通りは歩道と車道が柵で仕切ってあってランナーは目標タイム毎にまた柵で仕切られた区域に入ります。
スタートの20分前に着きましたが、人込みはまだ50%ほどでした。


凱旋門の前のスタート位置。天気も良く最高の気分で緊張よりも気持ちが高揚します!
 
 

 
各時間の区切りごとに、櫓(やぐら)が立っていてそこにオレンジ色のシャツを着た男性と女性が一人づついて、ちょうど到着した20分前くらいから周りにいるランナーに声を掛け、DJブースから流れる大音響の音楽に合わせてエクササイズ(準備運動)が始まりました。
寒さしのぎにちょうどよかったので一緒に踊ります。
DJはしきりに何かを言って盛り上げていましたが、フランス語なので全く分かりませんでした。


そして、そんな中クィーンの「We Will Rock You」が大音響(すごいボリュームです)流れ皆で大合唱。
さて、そろそろスタートかと思って気合を入れるも、集団は全く動かず。
この頃には身動きは全く出来ないほどの混雑でした。


おそらくこの頃、先頭の招待選手らはスタートしていたはず。
そしてそこから待つこと相当な時間、ゆっくり動いた集団はスタートラインにのろのろと近づいてようやくスタート。


スタート後はシャンゼリゼ通りがかなりの広さがある事もあって全く混まずに悠々と走れて気持ちのいいことこの上ありません。
逆に広すぎて応援の歩道の人たちの声が全く届かないほど。


石畳がもっと気になるものかと想像していましたが、車道はほぼ平らで気になるほどではありませんでした。

少し折れて、コンコルド広場からチュイルリー公園の横の通りに入ると急に道幅が狭くなり、かなりの混雑となります。
ほとんど、周りに合わせて決まったペースでしか走れません。


ちょうどこの地点で1キロのタイム表示のモニターがありましたが、1時間5分となっていたので最初のランナーがスタートして自分のスタートまで約1時間!も待っていた事が分かりました。
最初の1キロが約5分前後として各距離ごとのモニターの時間から1時間を引けばおおよその自分のラップが分かるのでそれは助かりました。

公式の記録はゼッケンに付いているチップで計測されるので、スタートラインを越えた時点からゴールラインを越える時まで正確に計測されます。

ここから5キロ地点まではしばらくこのままの道幅で直線が続きます。
ルーブル美術館の横を通り進みますが、この辺りで気になったのは景色よりも観光地パリらしく沿道で応援してくれる人々が多種多様で、色々な国の人々がいた事です。振られる旗も世界各国のものがあって、もちろん日本の応援の方もたくさんいて、日の丸を振って応援をしてくれていました。


5キロ地点のバスティーユ(広場の中央に上に金色の像のある大きな円柱があります)を過ぎると、道幅はさらに狭くなり、沿道の応援の人々があふれて走る場所が狭まって大混雑になります。

ここからバンセンヌの森までの間はなだらかな長い上りが続きます。
あまり起伏が無いイメージだったのですが、かなり長い上りでランナーそれぞれのペースが変わってきて混雑の中、抜いたり抜かれたりと右往左往することになりました。
おそらくここで想像以上に体力を消耗したと思います。
道の中央を2、3人の集団でゆっくり走っている連中も多くてその度に迂回して抜くのが大変でした。
バンセンヌの森に入ると道はフラットになりますが、太陽も高く昇り街中では建物の間で気にならなかった日差しがかなり暑く感じるようになります。
森なのですが、この時期のパリの木々にはまだ葉はなくて木陰はほとんどありません。


森に入ってすぐに2度目の給水ポイントが10キロ過ぎにありますが、日差しの為もあって水を取ろうとして片側にランナーが寄る為にかなり混雑してぶつかったりします。
給水ポイントはかなり長く100メートルほどあるのでゆっくり寄って、後半のテーブルで受け取った方が楽に確保ができます。


そして12キロ地点がバンセンヌ城です。とても美しい建物でしたが、ゆっくり見る間もななく通り過ぎ19キロ地点までは森の中をずっと進みます。
バンセンヌの森の中は石畳ではなく舗装された道路を走ります。
景色が変わらない事もあって思った以上に長く感じました。


森を抜けると、急に石畳とパリの街並みに戻り、少し下りが続きます。この下りを過ぎた辺りがちょうど中間地点。
ここからは応援の人々の数が今までの何倍にもなって、車道にもかなりはみ出ていてもっとも混雑して走っていてもほとんど身動きは取れません。


しばらくそんな状態が続くのですが、シテ島の手前でセーヌ川沿いに出ると応援の人々は川沿いの上の通りから見下ろすかたちになり、ようやく自分のペースとポジションが保てます。

おそらくここからエッフェル塔までの25キロ~30キロの間の川沿いは観光で歩けばとても気持ちの良い場所なのでしょうが、前半のペースもたたり、しかも地下道のアップダウンも多くてたくさんのランナーがダウンし始めます。

そういう自分も急に太ももに張りが出てきて少しペースを落として様子をみましたが、どうなんだろうと思っている間もなくきつい上りがきて痛みはこのまま完走できるのかと不安になるほどにひどくなりました。
30キロの給水ポイントには、マッサージを受けられる場所があってたくさんのランナーが足のマッサージを受けていました。
受けませんでしたが、あれはどうなんでしょうか?
実際かなり回復するものなのでしょうか。
タイムのことを考えるとどうしてもロスが気になって多少痛みがあっても、とにかく先へ進む事を優先しましたが。


また25キロ以降の給水ポイントでは下が石畳のため、こぼれた水で濡れている場所がとても滑りやすくて注意が必要です。
転んでしまっている人も何人か見かけました。


そこから35キロまでは、低層の住宅地が続きます。景色も単調で疲れているのでかなりきつかったです。
疲れ果てた様子で歩いて人が増えてきます。
止まって座ってしまっている人も見かけるようになり、歩けたらどんなに楽だろうかと思う自分との闘いになりますが、なんとか痛い足を上げて走り続けました。


35キロ地点過ぎの少し長い上り坂を越えると、あとはブローニュの森の中を残り7キロです。
この時、4時間15分のペースメーカーがすぐ後ろに来たので、何とか着いていこうと気持ちを振り絞って頑張ろうとするのですが、両太ももが全く言う事を来てくれませんでした。
おそらくペースは1キロ6分30秒ほど、ゆっくりジョギングしているペースです。
目標は4時間だったのですが、4時間のペースメーカーにはずいぶん前の30キロ地点手前であっという間に抜き去られていました。
前半のペースはキロ5分10秒~30秒だったのですが、このコースは後半にきついポイントが続くので、前半に体力に温存しなければペースを保てないコースで、明らかにオーバーペースでした。
とにかく歩かずどんなにゆっくりでも走ろうと心に決めてゴールを目指しました。


なんとか痛い足を引きずり4時間15分のペースメーカーを前に見て41キロ地点を越えると一度道幅が狭くなります。
そして森を出たところでアベニュー・フォッシュに入りると急に道幅が数十倍になり、再び石畳に。沿道にはおそらく一万人を超える人人、人の大歓声です。
「ワ―」という声援に後押しをされながら、はるか前方に見えてきたゴールを目指します。


ゼッケンを見て名前で応援してくれる人も何人もいます(名前が入っています)。
ゼッケンにはJPNともあって、たくさんの人が「オーレ!ジャポネー!」と叫ぶように声をかけてくれます。
そして、目の前にゴールのアーチが近づいてきて、なんとかゴール。

RUN中の様子は写真がないので、オフィシャルの動画で。



予定より20分ほど遅れたもののゴールにたどり着けた安心感と、まだ歩ける体力が残っていることに感謝。
ゴールした先で周りの人たちと共に完走のTシャツと防寒用のブルーのヤッケをもらい、それを着てその先で完走の記念メダルを受けとって首にかけます。
スポーツドリンクや水、バナナ、
オレンジなども配られているので受け取ります。



 

ゴール地点の先は人、人、人の大混雑です。
ゴールしたランナー以外の人々はこのスペースには入れないので、全て自分より前にゴールした人たち。

前方に凱旋門が見えるアベニュー・フォッシュをどんどん進んで、荷物を預けていた人たちがそれを受け取り着替えたりするスペースを過ぎ、目の前に凱旋門が見える辺りまで来て、ようやく柵で囲われたゴール地点から出られます。

その先もはゴールしてきた家族、友人、恋人などを待つこれまた何千人という人々で大混雑です。

なんとかこの混雑を抜けて、歩いてホテルまで戻りましたが凱旋門周辺をはじめあちらこちらでゴールをしたブルーのヤッケを着た人を見かけました。
ホテルでシャワーを浴び、パリに住む知人と待ち合わせをして凱旋門の裏手にあるカフェでビールで乾杯をしました。
そのカフェには走り終えたヤッケのままのたくさんのランナーであふれていました。
皆がビールで乾杯!
そんな中でゴール後の午後の数時間をゆっくりしました。
カフェの左手には凱旋門。
世界中から集まったランナーと共にゴール後の祝杯、ゴールタイムは目標よりずいぶん掛りましたがパリでしか味わえないことが沢山ありました。


パリのカフェではいつもフィレステーキとフレンチフライ。これにビール。
 

 街並みを楽しめたのは前半だけで、後半はエッフェル塔の横を走る時も横眼でちらりと見ただけで全く余裕がありませんでした。

それでも走り終えてみれば、フルマラソンでしか分からない事、完走した満足感、パリまで来て走った事、などとても素晴らしい経験でした。
 
次回パリで走ることが出来ることがあれば、その時はレースを余裕で最後まで楽しめる力を付けていたいです。

翌日のパリは雨でした。当日が晴れで良かった!
 

 最後に。
パリから戻って1週間後、世界で最も伝統のある大会であるボストンマラソンでゴール地点近くに爆発物が置かれ爆破され亡くなった方、多くの負傷者が出る悲惨な出来事がありました。
マラソンというスポーツの大会がこうした事件の標的になった事はとても悲しいことです。
世界中のランナーそしてスポーツに関わる人々がより絆を強め、こうした事の無意味さを訴えたいと思います。
そして亡くなられた方々のご冥福と負傷された人々の回復を心よりお祈りします。